2006年8月31日 (木)

まなっちゃんちのホームページ

 以前、山口大学の学生さん達が障害をもつ子供達へのオモチャ作りを紹介しましたが、その皆さんは「まなっちゃんち」というボランティアサークルとして活動されています。
 この度、ホームページを立ち上げられたということで、改めてご紹介いたします。

まなっちゃんちのホームページ」はこちらから

 主な活動内容は障害児向けのオモチャの製作や、壊れたオモチャの修理などです。サイトには活動記録も細かく記載されています。

 新たなオモチャ作りにも取り組んでいらっしゃるようなので、近いうちに見学させてもらおうと思っています。

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2006年8月 6日 (日)

画面読上げソフト

ある視覚障害者の方からの依頼でスクリーンリーダー(画面読上げソフト)を手配しました。これはパソコンの画面上の情報を音声で表現してくれるソフトです。色々な方からアドバイスを頂き、この度は「PC-Talker XP」を導入する事にしました。メールやワープロ編集をしていく為には更に別のソフトが必要ですが、現在盲学校で1から勉強中ということなので、その進行にあわせてセットしていく予定です。

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2006年3月22日 (水)

スイッチで動くオモチャ(1)

 前回の打ち合わせから約1ヶ月経ち、「スイッチで動くオモチャ」が山口大学の学生さんの手によって第1弾が作成されました。今回は「社会福祉法人 光栄会 うべつくし園」の生徒さん何人かに実際に使用してもらう、ということで私も立ち合わせてもらいました。

Yksup02  子供達が「スイッチを押すという行為」と「オモチャが作動する」ことの因果関係をどう捉えるか、ということを研究するために、スイッチの部分とモニターの部分は離れています。
 スイッチ部にはトルグスイッチと手のひらサイズのプッシュスイッチがついています。
 一方、モニター部には光ファイバーで子供に人気のキャラクターの顔が描かれています。スイッチを押すと、このときの設定では約8秒間、モニター絵柄が色とりどりに光ります。同時に「ねこふんじゃった」のオルゴールが流れます。

Yksup03  初めのうちはみんなモニターの方ばかりに注目が集まりました。しかし、当初の不安は子供達がオモチャに興味を持ってくれるかということだったので、この点はまずクリアです。かなり強い力で引っ張ろうとするので裏から支えていないといけません。


Yksup04  最初に使ってみた生徒さんは約2分ぐらいでスイッチとモニターが連動している事に気付いたようです。写真では山大の学生さんの指を握って逆に導いているところです。


Yksup05  モニターからは同時にメロディーが流れます。画面よりも音楽の方に強い興味をもつ生徒さんもいらっしゃいました。


 今回の試用で次に改良するべき点が確認できました。主にはより使い易くするための形状の変更です。再び山口大学の学生さんの手で4月の春休み明けをメドに完成の予定です。

 安田先生によると今回のオモチャは次回で一区切りのようですが、このような取り組みは今後も継続していくそうです。

山口大学・安田先生へのメールはこちらから。

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2006年2月27日 (月)

「うべつくし園」にご挨拶に行きました

 2006年1月27日の記事で御紹介した安田利貴先生(国立大学法人 山口大学大学院 医学研究科応用医学系専攻 助手 (兼) 山口大学 工学部 機械工学科)の仲介で、社会福祉法人 光栄会 うべつくし園にご挨拶に行きました。今回は先生方とお話させていただきました。

 安田先生は学生さんと共にボランティア活動を通して「山口大学・工学部」ならではの取り組みをされています。
 現在のテーマは、各種スイッチとそれで作動するオモチャの作成です。それほど複雑でないスイッチ操作によってオモチャが反応する、という事から、

  • 能動的にモノを操作する楽しさを知ってもらう
  • スイッチそのもに慣れる
  • スイッチ操作とオモチャ動作の因果関係を学習する

などのことを目的としています。こういった装置はシンプルテクノロジーとも呼ばれています。もちろん、まず興味をもって楽しんでもらうことが第一ですが。

Yksup01  今日はまず試作品の装置の紹介をされていました。
 3種類のスイッチ(トグルスイッチ、大き目のプッシュスイッチ、指先サイズのタッチパットのようなスイッチ)をそなえた装置と、LED(発光ダイオード)とグラスファイバーを組み合わせた反応装置です。

 3月中旬、今日の打ち合わせ事項を加味した第1弾のシンプルテクノロジーが完成する予定です。その際は私も立ち合わせてもらうことになっているので楽しみです。

 その後、私の方でデモンストレーションいたしました。

 私のお客様で全盲の方がいらっしゃいますが、その方のノートパソコンをお借りしてスクリーンリーダ(PC-Talker XP)がどのように作動するのかを見ていただきました。
 さらに、木製の代替マウス「かおマウス」を紹介しました。木製である所や、スクロールやクリックスイッチなどの各機能が顔の各パーツとなっている点が特に小さなお子様にも良いと思ったからです。
 次にスイッチインターフェース「できマウス。」をセットしました。今回も「できボタン+。」を利用した1ボタンシステムを紹介しました。力の弱い人や、動かせる部位の少ない方にお勧めです。

 また、機会があったら生徒様とも接してみたいです。

 今後の安田先生の活動の状況も報告していく予定です。
 安田先生へのお問い合わせはこちらのメールからお願いします。その際はこのグリームノートのサイト(ブログ)からということを添えていただければありがたいです。

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2006年1月27日 (金)

山口大学・安田先生の取り組み

安田利貴先生
(国立大学法人 山口大学大学院 医学研究科応用医学系専攻 助手 (兼) 山口大学 工学部 機械工学科)
は御専門は人工臓器に関することですが、現在、大学の生徒様と共に山口県宇部市の養護施設に出向いてボランティア活動をされています。実際のふれあいの中から、大学の新しい方向性と可能性を模索されています。

安田先生の具体的な活動の状況は今後随時報告していきます。

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2005年10月20日 (木)

ぴあ南風、ブログスタート

 宇部市障害者支援センターぴあ南風のブログがスタートしました。

 宇部市障害者生活支援センターぴあ南風は、障害のある方々の自立をサポートや、その家族の方々の地域での生活を支援など、さまざまな相談・情報提供を総合的に行うところです。
 また、グリームノートも所属する宇部市障害者ケア協議会・身体障害部会の現、事務局でもあります。

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2005年10月17日 (月)

筋ジストロフィー症の方にパソコン設定

以前、「スイッチ1つでパソコン操作」というタイトルで、記事を載せましたが、その続きです。

筋ジストロフィー症のKさんは右手の親指を僅かに動かすことが出来ます。そこで、「できマウス。」というスイッチインターフェースと「スペックスイッチ」という身障者向けのスイッチを使いました。Kさんは「スペックスイッチ」を親指の間に挟むように持ちます。また、「できマウス。」付属の「できボタン+。」という1つのボタンで複数の機能を振り分けるソフトを使っています。なお、今回のために「できマウス。」シリーズの開発者の方にソフトを修正していただきました。

「できボタン+。」で1ボタンを以下の8つの機能が使えるように設定しました。

  1. マウスカーソル左移動
  2. マウスカーソル右移動
  3. マウスカーソル上移動
  4. マウスカーソル下移動
  5. クリック
  6. ダブルクリック
  7. Enter
  8. 右クリック

「右クリック」は必要ないかなーと思ったけれど、Kさんのご要望で設定しました。マウスの移動スピードは「8」。普通、マウスで動かすスピードに比べれば非常に遅いですが、これ以上スピードを上げると狙ったアイコンの上に止めるのが難しくなるからです。

文字入力の際は当然普通のキーボードは使えないので、「オンスクリーンキーボード」という、パソコンの画面上にでるキーボードを使います。ウインドウズにも標準でついていますが、より高機能なものがネット経由で入手できます。このうち「Pete」というソフトがKさんのお気に入りです。今回「できボタン+。」に手を加えてもらったのは主に「Pete」との連携の部分です。

ソフトそのものは快適に動作したのですが、ひとつ別の問題が発生しました。文字入力の際、連続して同じ文字が入ってしまう、つまりKさんはボタンを押す(つまむ)動作より離す(広げる)動作のほうに難があるということです。

不随意運動のある人が普通のキーボードでのキーの「長押し」による誤入力を防ぐための機能はあります。しかし、ここではオンスクリーンキーボードでの話しになるので、マウス機能の「長押し無効」ということになります。ダブルクリックが難しい人、ドラッグが難しい人のための補助機能の設定はあるのですが、「ボタンがすぐに離せない」場合の対処はないようです。普通、クリックボタンをゆっくり離して困る事はないし、「長押し無効」なんて設定したらマウスカーソル移動もできなくなるでしょ。

「スペックスイッチ」を購入する前、発売元の株式会社アクセスインターナショナルからは2種類スイッチの試用品を送っていただき、実際に試したのですが、そのときは気が付きませんでした。私が使ってみたところ、かなり長く押さないと連続入力にはなりませんが、Kさんにとっては難しい作業のようです。

ただ、姿勢や腕の位置、スイッチの持ち方で若干操作性が変わるらしいです。

これから1週間の課題としてKさんは「慣れるように努力する」といわれました。私のほうはスイッチがもう少し使いやすくなるように手を加える方法を考える事にしました。

今後もこの件に関するレポートを続けていこうと思います。

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2005年10月 7日 (金)

「かおマウス」のご紹介

有限会社ストラドゲイト開発・製造の「かおマウス」の販売を近々計画中です。

木製の顔型のマウスで小さいお子様、高齢者、障害を持つ方々におすすめです。

かおマウス」についての詳細は「有限会社ストラドゲイト・かおマウス」公式HPまで。

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2005年10月 4日 (火)

ボタン1つでRPG挑戦(1)

「できマウス。」と「スペックスイッチ」によって、たった1つのスイッチによってパソコンの操作が可能(まだ、調整の必要がありますが)になったKさんの次のご要望は、超有名なロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」がやりたい、とのことでした。

現在のところ、「ドラゴンクエスト」は正規にはプレイステーション及びプレイステーション2でのみ使用できます。だから、プレイステーション用周辺機器をいろいろ調べましたが、1ボタン操作のコントローラは見つかりませんでした。

「できマウス。」のメーリングリストに問い合わせたら、ある福祉機器製作会社が1ボタンコンローラを製作・販売しているとの情報を頂きました。

サイトを確認後、問い合わせをしてみましたが、現在は注文を受け付けていないとのことでした。実際、満足に使えなかったという理由でした。

そういう訳で、「できマウス。」と「スペックスイッチ」を使ってパソコン用のドラクエ風のゲームをする方向で検討中です。

本来、ゲームメーカーがもっと配慮すべきことだと思いますが…。

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2005年9月30日 (金)

スイッチ1つでパソコン操作

(以下の記事を投稿するにあたって、ご本人の了解をとってあります。)

筋ジストロフィー症のKさんから「パソコン操作支援」についてのお問い合わせを請けました。「宇部市障害者支援センター ぴあ南風」と宇部市福祉課の保健士さんからの紹介です。

KNさんは右手の親指だけ少し力が入る状態、あと顔を少し左右に振る事ができます。福祉情報機器にはスイッチ1つでも操作できるようにするシステムが何種類か出ているので、それを利用しようと思いました。Kさんは喉に人工呼吸器をつけていらっしゃるので、顔を使っての操作は避けた方が良いと思い、右手親指で操作出来るように作業を進めました。

まず、パソコンとスイッチをつなぐスイッチインターフェースですが、「できマウス。」を使うことにしました。値段的にも手ごろだし、各種フリーソフトとの連携が豊富だからです。

次にスイッチですが、何社かに問い合わせました。サンプルを試して決めようと思ったのですが、各社サンプル品が出払っててなかなか届きません。その中で、株式会社アクセスインターナショナルから「スペックスイッチ」「マイクロライトスイッチ」が届きました。実際に使ってみた結果、ある程度抵抗がある「スペックスイッチ」に決定しました。「マイクロライトスイッチ」は軽すぎて(抵抗がなさすぎて)Kさんの場合、常に「押した」状態になるからです。

「できマウス。」にはいろいろな使い方が出来る付属ソフトが付いているのですが、とりあえず「できリング。」というのを使っています。これには後継が開発中ということなので楽しみです。

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2005年9月29日 (木)

Shade8でオブジェのデザイン

福祉情報技術コーディネーターとしての活動を順次紹介していこうとおもいます。

(以下の記事を投稿するにあたって、ご本人の了解をとってあります。)

山口県宇部市在住のDさんは以前、事故で脊髄を損傷し、身体に障害を負われました。約10ヶ月前に宇部市障害者生活支援センター「ぴあ南風」から紹介を受けてお付き合いが始まりました。パソコンは既にお持ちでしたが、右手だけで操作出来るようにして欲しいとのご要望でした(その右手も複雑な動きは難しいようです)。しかし、特殊な機器は必要なく、「マウスキー」や「固定キー」などのWindowsの機能だけでパソコン操作が出来るようになりました。

レッスンは週1回、Windowsの基本操作とWordの基本操作を修められました。

ところで、Dさんはいろいろな事に取り組まれています。その1つにオブジェの作成があります。木や鉄または発泡スチロールなどを使って、小さな台に置けるようなものから、人の身長以上の大きさのものまであります。障害を持たれてからは作成を手伝ってもらっているようです。ただ、自分のイメージを他の人に伝えるのはとても難しいとのことでした。

そこで、オブジェのイメージをコンピュータグラフィックで図化すれば、よりスムーズに作成できるのではと、3Dグラフィックの定番「Shade(シェード)」を使ってみようと思いました。ちょうど最新版のバージョン8が発表されたときです。どうせなら最新版を導入したかったので、まず「ペイント」等でパソコンで図形を描くことに慣れてもらい、さらに体験版で1ヶ月練習しました。

エントリーバージョンの「Shade8 basic」はこの手のソフトにしては価格も安く、しかし機能も十分なので製品版(ガイド付)を購入し、本格的に始めることにしました。次回のオブジェ作成に活かせればと思います。作品については追々このブログでも紹介しようとおもいます。

また、Dさんは自助具についてもいろいろお持ちですので、そちらについても今後紹介していこうとおもいます。

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2005年9月18日 (日)

福祉情報技術

グリームノートではパソコンをはじめとする支援技術・支援機器に関する情報入手、導入・設定、操作や利用のサポートにより、障害を持っている方や高齢の方の日常生活動作の補助、生活の質の向上、情報の獲得の実現をめざしています。

福祉情報技術コーディネーター1級資格者が応対いたします。

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